■ 知られざるPazdesignの世界 ~フローティングベスト着用法編~


皆様どうも、パズデザインスタッフのコジマールです。

知られざるPazdesignの世界 ~フローティングベスト着用法編~

        著者近影。


さてさて、本日の『知られざるPazdesignの世界』は
ちょっと真面目な話!!

今回のテーマは…

『フローティングベストの着用法です』

です!!

まず、何故このテーマになったのか?

それは、京都のエキスパートアングラー(個人情報もあるので、T様とします。)の
フェイスブックの投稿がきっかけでございます。


まずは実際のT様の投稿内容と投稿画像をご覧下さい。
※ご本人に許可は頂いております。
ここから↓
『激流に流された経験者は語ります、落水に備えてください〜!

今朝は友人が釣りの最中激流に30mほど流されたそうです、助かりましたが。

私も若い頃は某河口で5回以上流された経験があるのですが洒落になりません
ま、流されるのを想定しての特殊なスズキ釣りでしたし
ライフジャケットを着て浮力の確認やスイムテストもよくしていました!笑笑笑

ウエアー類の調節でダメージが軽減されるのは事実ですし
舐めてかかりますと泳げません!

ビギナーな方ならベテランに確認してもらうのがベストですが
わたし的にはライフジャケットの腰辺りにあるベルトは締め気味にしてます
勿論股ヒモベルトはしましょう!

ウェダーの場合は腰のベルトもしっかりして
なるべく浸水しないようにして下さいね〜♪』


この投稿を見まして、私はハッとしましたよ…

『それを伝えるのって、本来メーカーの役目でしょ…』

新商品情報もいいですけど、大事な事も伝えていかなければ!!
ということで、まずはこの2枚の写真をご覧下さい。


この2枚は、オススメできない、というよりも
『救命具として役割を果たさない可能性が高い着用法』です。

何がダメなのかお分かりになりますか?
分からなかった方は、是非、この機会に覚えて下さい!!

ダメなポイントはこちら!!

        股ベルトがゆるゆる。

       サイドベルトが緩く、体にフィットしていない。

       肩ベルトが緩く、フロントが下がり過ぎ。

この3点です。
この、『股ベルト』、『サイドベルト』、『肩ベルト』は
一体、何の役割をしているのでしょうか?
そして、ジャストサイズに調整されていないと何が起こるのでしょうか?

『股ベルト』
落水した際、人間の体は沈みます。
ベストは浮力で浮きます。
これが同時に起きると、ベストだけが水面に残り、体は水中に…となります。
それを防止する為の、『股ベルト』です。
※アルティメットV-1のようにウェストベルトが着脱防止になっているものは
 原理が違うので、後ほど説明します。
時折、『股ベルト』を股に通していない人を見かけますが

言語道断です!!

また、股ベルトをしていても、写真のように緩いと
落水した際に、体とベストが離れてしまい、浮いてはいるけど
水中で思うように身動きがとれず、結果、思わぬ方向に流されてしまいます。

ですので、股ベルトは下の写真のように、股に沿うように、キッチリ締めましょう!!


『サイドベルト』
ここが体にフィットせず緩んでいると、落水及び入水時に写真のような状態になります。


このように、体とベストの間に隙間ができると
水中で身動きをとるのは、かなり難しくなります。
陸上では感じにくいかもしれませんが、ベストの浮力はかなりのものです。
落水すれば、当然ベストは自分から見て、上に上に行こうとします。
逆に体は、衣服が水を吸い、下に下に行こうとします。
ましてや、足の着かない所では、いくら水を蹴っても力が伝わらないので
浮き上がる事すらままなりません。

この状態でベストを着用しているのであれば
『着ていない方がマシだ!!』と思える程、身動きがとれません。
※もちろん、ベストを着ていなければ浮いている時間は、ほんの僅かです。
 当然、着用時の方が生存率は上がります。

ですので、サイドベルトもキチンと体にフィットするように締めて下さい。


目安は、フロントポケットを手で前に強く押しても、隙間が開かないくらいです。

『肩ベルト』
ポケットへのBOXの出し入れの関係上、緩めにしている方もいらっしゃいますが
極度に緩くすると、サイドベルト同様、写真のよう隙間が開く要因となります。


肩ベルトも、サイドベルト同様に、手でポケットを前に押して
隙間が開かないくらいを目安にして下さい。

全てのベルトをジャストサイズにすると、こんな感じです。

       前から

       横から

もちろん、防寒衣料を着たりして、夏と冬とでは着用サイズは変わります。
面倒かもしれませんが、面倒と思わずに、都度調整して下さい。
それでだけ、生存率が大きく変わります。

また、コンプリートシリーズは、胴回り140cm弱くらいの方までは
着用可能なように作っています。
細身の方でベルト調節後に、ベルトの余りが邪魔な方は
ベルトを切って頂いてもかまいません。
切った後は、先端をライターで炙って頂くと、ほつれ防止になります♪
※炙りすぎに注意!!

そして、先程チラリとお話しましたが、腰ベルト式の場合です。
※弊社ラインナップでいうと、アルティメットV-1、V-2です。

腰ベルト式のベストの肝は、こちら!!

       腰ベルトと
       ※V-2を着ているので、股ベルトもあります。

       脇のサイドベルト

この2つのベルトをキッチリ締めて着用する事で、落水時のすっぽ抜けを防ぎます。
イメージ的には、脇で止める感じですので、『キッチリ』締めて下さい。
特にアルティメットシリーズは、『Z字型』のサイドベルトが
脇の下近くまできているので、このおかげで、よりすっぽ抜けにくくなっています。

こんな着用はアウトです!!

       腰ベルトゆるゆる

       サイドベルトゆるゆる

この着用法は、真似しないで下さい!!

という感じで、ちょっと長くなってしまいまして、申し訳ないです。
でも、それでも『これは伝える必要がある!!』と思ったので、書きました。

安全面だけでなく、ちゃんとサイズ調整して、体にフィットさせれば
着心地ももっと良くなりますし、体の負担も楽になります。

皆様、是非、これからは『ちゃんとサイズ調整』をして
安全快適に釣りを楽しんで下さい!!


あと、最後になりましたが、T様、貴重な書き込み有難うございました!!

それでは今日はこの辺で♪

登録日:2014/12/09-18:523261

 

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